最近デュエプレを始めた方には少し馴染みの薄いであろうカード「聖騎士ヴォイジャー」
4コストで出た時に1ドロー、エンジェル・コマンドの召喚コストを2下げる非常に優秀な効果を持ったクリーチャーです。
このカードが収録されていた6弾の環境は、「サファイア」「ドルバロム」そして「アルファディオス」が最高峰のカードであり、「ヴォイジャー」は【アルファディオス】の潤滑油として大活躍しておりました。
そんな「ヴォイジャー」も【アルファディオス】が下火になるにつれて出番も減り…最近めっきり見なくなってましたが、遂に再就職先が決まったそうです。
【4Cアガピトスビート】
今では最強カードの一角と言っても過言ではない「アガピトス」を「ヴォイジャー」を用いて早期召喚を可能にしたデッキです。
《カード紹介》
「聖騎士ヴォイジャー」
効果は先程説明した通り。今回は手札補充要員、そして「アガピトス」を最速4ターン着地を狙う所にあります。
「連珠の精霊アガピトス」
出た時にコスト3以下の光のクリーチャーを山札から呼び出し、コスト3以下の光のクリーチャーが出た時に相手の最低パワークリーチャーをタップします。
当初の評価は低かったものの、抜群の汎用性と柔軟性が評価され、今では採用率タップクラスの1枚。
このデッキでは盤面制圧、多面展開、擬似マナ加速、守備と作業量が鬼ですw
「居合のアラゴナイト」
「アラゴナイト」は盤面制圧を主とした時に呼び出します。
SA、パワーアタッカーと噛み合わせの良い能力を有し、「アガピトス」のタップしたクリーチャーをその場で焼き払うのに使います。
ターン終了時にアンタップする効果も素の打点1000で貧弱なので非常に相性が良いです。
「霊騎幻獣ウルコス」
これまた採用率がとんでもなく高い1枚(笑)
出た時にマナブーストとシンプルな効果ですが、「アガピトス」から呼び出す事で多面展開とマナブーストを同時に行える所が最高です。
「血風神官フンヌー」
エクストラパック登場前は盤面制圧に尽力していた「フンヌー」。
SAに加え3500と高水準のパワー、更にブロッカーが付いている所が偉いです。
盾が壊されると自壊するデメリットがある為、盤面制圧においては「アラゴナイト」に席を譲った印象ですが、なにかと役に立つブロッカーという事で採用してます。
「竜極神ゲキメツ」
このデッキの切り札です。
「メツ」による全体除去、「ゲキ」によるコスト4以下の蘇生、更にリンクして使えるランデスや破壊効果が強力過ぎる神です。
今回「ヴォイジャー」が入る事で
2ターン目 「フェアリー・ライフ」「鼓動する石板」によるマナ加速
3ターン目 「ヴォイジャー」
4ターン目 「アガピトス」から「ウルコス」。これで6マナ。
5ターン目 マナチャージして「ゲキ」か「メツ」着地
6ターン目 ゴッドリンク
「ゲキメツ」を採用しているデッキが多い昨今、このデッキのウリは最速着地に焦点を当ててます。
最近除去カードの豊富さからマナが潤沢になると妨害しながら盤面を揃えるデッキが多く、そのデッキへの対抗策として速さで相手の動きを狂わせるのが狙いです。
「口寄の化身」
貴重なドローソースです。
自分の場の種族の数だけドロー出来ます。
「ウルコス」の様に複数の種族を持つカードに対し、その種族分ドロー出来、「アガピトス」→「ウルコス」なら自身も合わせて4ドロー出来ます。
上記の通り、除去の多い今はリソース回復は非常に重要な為、「口寄の化身」を採用。速さに振って手札消費の激しいデッキになったので貴重な存在です。
「霊翼の宝アルバトロス」
フィニッシャーの1枚。
破壊された時、墓地のコスト5以下のクリーチャーを2体、SA付けて蘇生します。
自身がSAなのも相まってプレッシャーが凄まじい1枚。
種族3つ持ってるので、「口寄の化身」との相性も抜群です。
《まとめ》
「ヴォイジャー」の経由による速さを活かしたプレイをメインに据えつつ、対応力は非常に高いです。
弱点がない部分も相当なメリットで、どんなデッキに対してもイーブン以上で戦う事が可能です。
なにより出番が減っていた「ヴォイジャー」が新たな就職先が決まって、活躍出来ている所が少し面白いです(笑)過去のカードが再度脚光を浴びるのはカードゲームの醍醐味ですね(笑)
興味ある方は是非作ってみて下さい。結構オススメです。
以上!!!
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