オーバーラッシュパックが発売してすぐの12月1日にニンテンドースイッチで“遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル！！いくぞ！ゴーラッシュ！！”が発売します。
遊戯王のゲームソフト＝特典カードが非常に重要な訳で…（笑）ラッシュデュエルでも例外なく特典カードが付属。
中でもレジェンドカードの「大嵐」はフィールドの魔法罠全て破壊する効果を持つ超汎用カード。これはデュエリストなら絶対に手に入れたい1枚ですが、今回の本題は「大嵐」ではありません（笑）
今回の主役は「マジシャンズ・ヴァルキリア」！！！
この頃の遊戯王では珍しい超絶美少女カードで、明らかに「ブラック・マジシャン・ガール」を意識したモンスター（笑）
能力はこのカード以外の魔法使い族モンスターに攻撃出来なくなる永続効果を持ち、他の魔法使い族を守る事の出来るレジェンドカードです。
OCGでも同様の効果なのですが、ここで大きく響くのが“レジェンドカード”である点。
OCGにはレジェンドカードの概念がないので、「マジシャンズ・ヴァルキリア」を最大で3枚積む事が出来ますが、「マジシャンズ・ヴァルキリア」が2体フィールドに並ぶと双方の「マジシャンズ・ヴァルキリア」に攻撃しなくてはならないという効果が同時に発動。結果として相手は攻撃出来なくなるロックがかかってしまい非常に厄介なコンボがありました。
しかし、ラッシュデュエルではレジェンドカード扱い。1月にレジェンドカードのルールが改訂されますが、モンスターカードは1種類1枚まで加えられないのでOCGのコンボを使う事は出来ず、「このコンボがないとぶっちゃけ大したカードじゃなくないか？」というのが本音でした。
そんな事を思っていたら…なんとオーバーラッシュパックにて「マジシャンズ・ヴァルキリア」のサポートカードが実装決定しました！！！
マジックミラー・ユース
レベル4の魔法使い族モンスター。召喚、特殊召喚時に手札1枚をデッキボトムに戻し、墓地のレベル4魔法使い族を手札に戻す効果を持ちます。
「マジシャンズ・ヴァルキリア」はレベル4魔法使い族なので回収対象。そのまま「マジシャンズ・ヴァルキリア」を出せば「マジックミラー・ユース」を戦闘から守る事が出来ます。
ヴァルキリアン・コール
墓地のレベル4魔法使い族を蘇生する魔法カード。蘇生した後にフィールドにいる「マジシャンズ・ヴァルキリア」の攻撃力を相手ターンの終わりまで1000アップする効果もあり、「マジシャンズ・ヴァルキリア」をガッチガチにサポートする強力カード！！
まず蘇生した「マジシャンズ・ヴァルキリア」の攻撃力を上げるのではなく、蘇生した後に場にいる「マジシャンズ・ヴァルキリア」の攻撃力を上げる点が偉い。手札にある「マジシャンズ・ヴァルキリア」を出して、「ヴァルキリアン・コール」で適当なモンスターを蘇生しても打点は上がります。
そしてラッシュデュエルでは初の相手ターンまで効果の続くカードであり、これにより2600まで攻撃力の上がった「マジシャンズ・ヴァルキリア」を突破しないと他の魔法使い族を倒す事すら出来ない優秀な壁として機能。これは「マジシャンズ・ヴァルキリア」の効果とマッチした素晴らしい1枚です。
蘇レベル4/魔法使い族であればなんでも蘇生出来る点も優秀で、非常に扱いやすい良カードと言えるでしょう。
ヴァルキリアン・ガード
相手がモンスターを召喚、特殊召喚した時に発動出来る罠カード。墓地のレベル4魔法使い族を蘇生し、「マジシャンズ・ヴァルキリア」含む攻撃表示モンスター3体までを守備表示にし、表側守備表示モンスターは戦闘で破壊されなくなります。
発動条件が非常に緩く、壁モンスターを生成出来る点は評価出来ますが、「マジシャンズ・ヴァルキリア」無しで使う場合、最大攻撃力1500のモンスターが攻撃表示で立つだけなので汎用性には乏しい印象。
「マジシャンズ・ヴァルキリア」がいれば場の攻撃表示モンスターをまとめて守備表示にし、戦闘破壊耐性が付与されるので次のターンのリリース要員の確保としてはかなり有難い効果と言えます。
ぶっちゃけた話、このサポートカードを駆使して「マジシャンズ・ヴァルキリア」が環境デッキと渡り合えるのか？と言われると不安が残るというのが本音です。しかし、サポートカードが出る事自体有難く、様々な可能性が生まれるのは非常に喜ばしいですね^_^
以上！！！
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