4月から新シリーズ「王来篇」がスタートします！！！
先に大人目線でメタ的話をしますと、デュエマにおける現状というのはなんとも良くないのが本音なんです。
2つ前のシリーズ超天篇。GRクリーチャーの登場で盛り上がりを見せていた反面で新規層への敷居の高さが問題に。
シングル価格の高騰もこの頃から問題視され、エンジョイ勢よりも競技プレイヤーの層が厚いTCGへ。
超天篇が終わり十王篇へ。公式の大きなテコ入れとしてGR系統が一切収録されず、第一弾では露骨なGRメタカードも入って完全に仕切り直し。
十王篇は子供に分かりやすく、右上のアイコンを合わせるだけである程度デッキが組めたり、新規勢や初心者が始めるにはうってつけの仕上がりで、個人的には素晴らしいシリーズだと思っております。
これで超天篇で掴んだ競技プレイヤーとエンジョイ勢による二足の草鞋が完成。デュエマも安泰だと思っていたのはまさに1年前の話…
このタイミングで新型コロナウィルスの世界的流行。ソーシャルディスタンスや緊急事態宣言による営業自粛がTCG業界を襲います。
TCGというのは対人で面と向かって行うものですので、ホビー系事業の中である意味トップクラスの被害であり、人との接触が懸念されているならカードゲームはやめて他のTVゲームやスマホゲーをやろう…って思想はある意味常識的判断な訳です。
第一次緊急事態宣言が発令されたタイミングと十王篇スタートが最悪の形で重なった結果、予定より新規勢の呼び込みは上手くいかず、更にはGPやCSの大型大会の中止で競技プレイヤーのモチベーションも下がってしまいました。
現状の問題というのはTCG業界全体で言える事ではありますが、デュエル・マスターズは他の大手TCG…今回は遊戯王とポケモンを指しておりますが、この２つよりも被害が大きいのも問題なんです。
遊戯王は数年前からハイレアリティのカードを低確率で封入する事で、パックの売れ行きが上がっており、コレクション性としての需要が生まれました。そのお陰で例え対戦出来なくても収集という観点で売上を伸ばせ、コロナから疑似的に回避出来てました。
ポケモンカードは「ポケモン」てのが強い（笑）唯一家族で楽しめるカードゲームとして独自の地位がある上、遊戯王と同様ハイレアリティのカードがコレクターに大人気とある意味一番コロナ被害を抑えられている印象です。
上記の2つのTCGの強みを持たず、当初の路線としての打撃が大きかったデュエマにとって2020年は本当に辛かったでしょう…
そして、4月より「王来篇」スタート。
デュエマは20周年という事で、過去のカードのリメイク、大人ターゲットに向けた商品、更にハイレアリティのカードを搭載する事で再起にかかるとの事。
例えば「コッコ・ルピア」が新能力を得て再登場！！！これは熱い！！！
他にも「ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン」「ロマノフ1世」更に勝太時代のカードだと「ガイアール・カイザー」「ガイギンガ」もリメイク確定しております！！
新シリーズとしての魅力は十分。コロナの状況こそなんとも読めない現状ではありますが、私としてはデュエマには本当に頑張って欲しいです！！！
微力ですが、ブログを通じて少しでもデュエマやTCGの活気に繋がれば幸いです（笑）
とにかく全力で応援します！！！
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