11月26日、遊戯王ラッシュデュエルにて新パック“オーバーラッシュパック”が発売。
このパックから新レアリティ“オーバーラッシュレア”が登場。遊戯王では珍しいフレームから飛び出たデザインが施されており、迫力満点。この時点でかなり期待値の高いパックなのですが…
なんとOCGにて大人気カード「サイバー・ドラゴン」が登場します!!!
「サイバー・ドラゴン」といえば遊戯王GXにて最初のライバルであるカイザーこと丸藤亮の使用したエースモンスター。
OCGでは2005年5月にて初登場。レベル5でありながら相手モンスターがいれば生贄なしで特殊召喚出来るという当時では画期的な効果を持っており、先攻が有利とされるOCGの常識を覆した歴史に残る1枚です。
ラッシュデュエルでも相手モンスターが場にいれば生贄なしで特殊召喚出来る能力は健在。通常召喚の回数に制限のないラッシュデュエルにおいてはOCG程の強力さはないものの、上級モンスターの抱える事故を防止しつつ、攻撃力2100というのは破格のスペックかと。
そして「サイバー・ドラゴン」といえば豊富な融合体ですが、今回なんと3体ものフュージョンモンスターが登場!!
まずは「サイバー・ツイン・ドラゴン」。
「サイバー・ドラゴン」2体からフュージョンしたモンスターで2回攻撃能力を持ちます。
2回攻撃の強さは「ドラギアス」で実証済みですが、「ドラギアス」と違い2回攻撃に対して一切の条件がない為、場が空いているならダイレクトアタック2回…つまり5600のダメージを決める事も可能!!とんでもない一撃必殺と言えるでしょう!!
続いてカイザー亮の切札「サイバー・エンド・ドラゴン」。余談ですがカイザー亮VS闇堕ちヨハンとの決闘は必見です(笑)この時の「サイバー・エンド・ドラゴン」はマジでヤバいです(笑)
「サイバー・エンド・ドラゴン」は3体の「サイバー・ドラゴン」を融合素材にするモンスター。「サイバー・ツイン・ドラゴン」が2回攻撃だったので3回攻撃!?と思いきや、1度しか攻撃できない代わりに攻撃力4000の貫通能力を持っております。
ぶっちゃけ2回攻撃の「サイバー・ツイン・ドラゴン」の方が出しやすさ含めて強そうな印象を受けますが、ラッシュデュエルでは妨害札の殆どにレベル制限があり、レベル10のモンスターに通用する妨害札は非常に少ない為、「サイバー・ツイン・ドラゴン」との差別化はバッチリ。OCGの時よりも活躍の幅はあるかと思います。
更にラッシュデュエルオリジナルカードとして「サイバー・ラッシュ・ドラゴン」が登場!!
「サイバー・ツイン・ドラゴン」と同じ融合素材、同じステータスですが相手フィールドにモンスターがいれば5枚ドローからの4枚捨てる「天使の施し」もビックリな手札交換能力を持ち、更に手札の機械族を特殊召喚出来ます。
5枚も引いているので、場に出したい機械族を持ってこれる確率は高く、「サイバー・ドラゴン」を打点として出すも良し、「ミラーイノベイター」「ジョインテック・レックス」なんかも好相性でしょう。
ここまで読んで頂いた方にはテンション爆上がりだと思うのですが、問題はこのフュージョンモンスター全てオーバーラッシュレアという点(笑)
オーバーラッシュレアの封入率は不明なので、箱1枚ならまだ最低の許容範囲ではしが、一箱買っても当たらない場合があるとなると…集めるのは大変そうです(笑)
サポートカードも発表され、まずはOCGにも存在していた「プロト・サイバー・ドラゴン」。
場にいる限り「サイバー・ドラゴン」として扱える能力で、手札融合出来ないラッシュデュエルにおいてこのカードを用いた融合がかなり重要に。通常召喚に回数制限がない事もありOCGよりも大幅に使いやすい1枚だと思います。
「サイバー・エントリー」は墓地に光属性の機械族が3体いる時に使える魔法カードで手札、墓地から「サイバー・ドラゴン」「プロト・サイバー・ドラゴン」を呼び出せます。
墓地から出せるのが優秀で、融合の種として再利用出来る便利な1枚。デメリットとして光属性機械族でしか攻撃出来なくなりますが、このカードを使う時点でサイバーカードで殆ど構成されている筈なのであまり気にならないかと。
ラッシュデュエル専用カードとなる「サイバー・アサルト・ドラゴン」。モチーフは「サイバー・レーザー・ドラゴン」かと思われます。
「サイバー・ドラゴン」1体をリリースして出せるレベル8のモンスターで、墓地の「サイバー・ドラゴン」をデッキトップに置く事で表側表示のレベル8以下、攻撃力2400位以上を1体選んで破壊出来ます。
メインフェイズに除去を行える点はかなりの評価ポイントであり、「サイバー・ドラゴン」を再利用出来る点もポイント。個人的にイチオシの1枚です。
レベル4モンスターの「サイバー・グリフォン」は手札1枚切る事でレベル5以上の機械族に罠による破壊耐性を付与。更にそのモンスターが光属性なら1ドロー付くサイバー・ドラゴンシリーズを使う上では非常に便利な1枚。
そして最後にレジェンドカードとなる「パワー・ボンド」まで実装!!!これもアニメを語るなら必要不可欠な1枚でしょう(笑)
「パワー・ボンド」は場、手札から融合素材を墓地に送り機械族融合モンスターをフュージョン召喚するカード。更にこのカードで出したモンスターの攻撃力は倍化し、エンドフェイズに上昇した分だけ自らダメージを負う諸刃の剣と呼べる魔法カードです。
デメリットがかなり大きい為、使用するのに萎縮しそうですが「サイバー・エンド・ドラゴン」を出せば攻撃力8000の貫通持ち、「サイバー・ツイン・ドラゴン」を出せば攻撃力5600の2回攻撃と、一撃でゲームエンドまで持ち込める程のパワーを誇りますので、デメリット以上にメリットが大きいのがポイント。
更に手札からも融合素材を担えるので「フュージョン」よりも使いやすく、単純に融合体を出すカードを「フュージョン」3枚、「パワー・ボンド」1枚の計4枚積めるのは融合デッキとしては美味しいです。
今回の発表で十分デッキとして成り立つレベルのカードプールであり、元々遊戯王GXが好きな人、OCGでサイバー流を名乗っていた人にはたまらないパックとなりました!!これは発売が楽しみです^_^
以上!!!
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