心からの感謝を込めて…

7月7日仕事していた私。22時頃一区切りした所でスマホを見ると、目を疑う様なニュースが…

 

 

遊戯王原作者、高橋和希さん死去

 

 

見た瞬間心にぽっかりと穴が空いた様な感覚…手が震え、頭がボーッとする…人生で初めての感覚でした。

 

 

私が遊戯王と出会ったのは小学3年の時。コナミではなく、バンダイで遊戯王のカードが生産されている頃です。

 

 

カードダスに100円を入れ、ワクワクしながらカードを開封するのが楽しみで、お年玉を全て100円に両替して遠くの本屋で連コインしたのを覚えております。

 

 

母親と本屋に行った際、100円貰ってカードダスを回し「青眼の白龍」を当てた時、世界に4枚しかないと本気で信じていた子供の頃の私は大興奮しておりました。

 

 

小学4年生の時に引越しましたが、新しい学校、引っ越したマンションでも遊戯王は大流行。そのブームは5年生の頃まで続き、ゲームボーイの遊戯王4をクリスマスプレゼントで買ってもらったり、友達と交換や対戦を楽しんでおりました。

 

 

小学校を卒業し、中学の頃は部活動に勤しんでいたので、遊戯王をやった記憶は殆どないですが、中学の卒業前に鎌倉旅行に行った時に駅中のおもちゃ屋にふらりと入店。遊戯王カードが売っていました。

 

 

この頃は遊戯王GXが放送開始されたばかりの頃、丁度前日にたまたまアニメを見て、「まだやってたんだ…」と思いつつ視聴したらとても楽しかったんですよ。そんな中カードを売ってるのを見かけて若干運命めいたナニかを感じパックを購入。忘れもしない”THE LOST MILLENNIUM(ザ・ロスト・ミレニアム)”です。

 

 

ここで「ハネクリボー」「E・HEROサンダー・ジャイアント」を当てて大興奮。思えば中学最後にして、最も印象に残っている思い出となっております。

 

 

そこから遊戯王熱が一気に上昇。高校に入って近所のカードショップに行ってはカードを眺めておりました。

 

 

そして高校生という事でバイトの出来る年齢。子供の頃から通っていたおもちゃ屋”ハローマック”でバイトを始め、バイト代をおもちゃ屋で遊戯王カードを買う日常が始まります。

 

 

高校の友人やバイト先の先輩、弟達と遊戯王を楽しみ、全然ガチとかではなかったですが心の底から楽しんでおりました。

 

 

高校卒業の頃に働いていたハローマックが閉店してしまい、その後はコンビニでバイト。このコンビニは遊戯王カードを取り扱っていたので、ここでも稼いだバイト代でカードを買っては働いておりました。

 

 

大学入学するも肌に合わず1年で退学。しかし、大学で遊戯王をキッカケに唯一親友と呼べる人と出会い、その人と遊戯王を楽しみます。この交流は10年経った今でも続いており、今後も続いていくことでしょう。

 

 

この頃からガチで遊戯王をプレイし始め、大会用にガチデッキを組んだり、環境の勉強をする様に。そしてカードショップで知り合った仲間も出来て毎週の様に集まってはペナントレースをしたり、デッキ考察をしたり…振り返るとこの頃が人生で最も楽しかったです。

 

 

20歳の頃、今の嫁と知り合い、お付き合いをする事に。嫁はヲタクでしたが、カードに対してはあまり良い印象がなかったので、この時に一度遊戯王を引退…したのですが、辞めて3ヶ月位経った頃、毎日夢に遊戯王をしている自分が出るんですよ。

 

 

そんな禁断症状が出たので、嫁にお願いして決闘者復帰。前程ガチでプレイする訳ではなかったですが、大好きなE・HEROを中心にデッキを組み、全力で楽しんでました。

 

 

結婚を機に引退するという話でしたが、親友との大切な繋がりが遊戯王…という事で結婚後も遊んで良いと許しを頂き、遊ぶ機会は減りましたが今でも大切なデッキを残し、年に数回ですが親友と楽しんでおります。

 

 

今現在…私は30歳を超え、仕事でそれなりの役職を頂き、2歳の息子もいます。夢中で遊戯王をやっていた頃と比べると歳も取ったし環境も何もかも変化しております。

 

 

しかし、未だに遊戯王が好きという気持ちに変わりはなく、特にラッシュデュエルは忙しい私でも十分に楽しめる新たなコンテンツであり、仕事の息抜きとして楽しませてもらってます。

 

 

昔から熱しやすく、冷めにくい私。ポケモンもガンダムもデュエル・マスターズも今でも大好きですが、遊戯王は別次元と言いますか…改めて振り返っても人生の殆どを遊戯王と過ごしており、私にとっては生活の一部なんですよね。

 

 

そんな素晴らしいコンテンツを生み出してくれた高橋和希さんが亡くなってしまったというのは…最早言葉に、文章に表せないというのが正直な所です。

 

 

しかし、だからこそ今までの遊戯王の思い出を我が人生と共に記し、残したいと思い、今回は記事にまとめました。

 

 

私にとって人生の殆どを遊戯王と共に歩み、その中で様々な出会いがあり、思い出があり、心から楽しませて頂きました。

 

 

そしてここが終わりではなく、私はこれからも遊戯王と共に人生を歩んで行くに違いありません。

 

 

私の人生を幸福なものにしてくれた遊戯王に…その原作者である高橋和希さんに心からの感謝を。今まで本当にありがとうございました。

 

謹んでご冥福をお祈りいたします。

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