今日はこちらのカードについて。
「奇跡の精霊ミルザム」
デュエプレの効果について触れる前に、本家の効果を先に参照します。
コスト、パワーはデュエプレと同じものの、効果がガッツリ変わっており、本家では“ウルトラシールド・プラス”という極めて珍しい能力を持っております。
この“ウルトラシールド・プラス”とは山札上5枚を1枚のシールドの下に全て置く能力で、あくまで1枚のシールドではあるのですが、ブレイクされた際に計6枚のカードが手札に加わりますw
勿論、その中に含まれているS・トリガーは使える為、かなりの確率でカウンターを決める事が出来ます。
私が学生の頃は「ミルザム」を出した後、全ての盾がトリガーになる「星龍の記憶」を唱え、「ベンゾ」を使って6枚分の盾を全てトリガーとして発動するスーパーコンボを使って遊んでましたwこれやると「アルファディオス」すらタダで出てくるとんでもないコンボでしたね(笑)
革命編前後では「音感の精霊龍 エメラルーダ」と共に使われ、【天門ループ】としてGPで結果を残し、2016年2月に殿堂、1年後にはプレミアム殿堂となり、未だ温泉に浸かっているデュエマ史に名を残したカードの1枚でしょう。
改めてデュエプレ版の効果ですが、“ウルトラシールド・プラス”は撤廃され、単純に盾が5枚増える仕様に。更に場を離れた際にシールド5枚をランダムに手札に加えますが、この時トリガーは使えないという事で、完全に別物となってしまいました。
正直な感想で物申すならかなり残念な仕上がりと言えるレベルの調整であり、落胆の声が多いのも分かる気はします…
しかし、冷静になって考えると、本家の効果で出たらそりゃぶっ壊れカードな訳で(笑)デュエプレめちゃくちゃになるでしょwww
そしてこのデュエプレ版「ミルザム」が弱いかどうかという見方ですが、個人的にはなかなか強いと思ってます。
ますば「天門」との相性は本家同様、抜群であり、パワーも高いので呼び出し候補としては申し分ないでしょう。
場を離れるとせっかく増やした盾がなくなってしまいますが、「アムシオン」と併用する事で「ミルザム」が選べなくなり、その間に攻めるムーブもなかなか。
「パーフェクト・ギャラクシー」の無敵化と合わせて使うのも普通に強力かと。
トリガーが使えないテキストのせいで、場を離れた時の効果に関してかなりデメリットに感じてしまうのは否めませんが、盾は墓地ではなく、手札に行く為、単純に5枚手札が加わる…という見方をすればこれはこれで強力。「ルナ・コスモビュー」のG・ゼロ発動に大きく貢献する事も出来ますね。
場を離れない効果を発動させない為に進化させてしまうのも良いでしょう。
てな訳で、本家と比べると勿論思う事は出てきますが、実際はなかなかのスペックであり、結論良調整なのでは?と思う訳で(笑)体感ですが「ベガ」でたった1枚盾増やされただけでかーなーり鬱陶しいので、5枚も増えたら精神的にキツいのは間違いないですね(笑)
以上、懐かしの「ミルザム」紹介でした!!!個人的には十分強いと思いますので、特に【天門】使いは集めてみては!?
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